国道322号の大隈峠周辺では、線形不良箇所や福楽隧道(ふくらくずいどう)の高さ制限などにより、大型車の通行に支障をきたしているため、延長2.65㎞のバイパス事業を行っています。
現在、用地買収や工事を進めており、令和3年11月から1号トンネル工事に着手いたしました。「安全かつ円滑な交通の確保」と「沿線地域の連携強化」を図ることで、地域産業を活性化し本地域の発展に寄与することが期待されています。
11月20日、朝は少し肌寒く感じましたが、式典の開会と共に快晴となり青空が国道322号嘉麻バイパストンネル工事安全祈願祭及び起工式の開催を祝ってくれているようでした。
昨年6月に始まった工事は順調に進んでおり、いよいよ一つ目のトンネル工事が始まっています。(23年6月に完成予定)完成後は、南側で二つ目のトンネル工事に着手することになっています。
この事業は、前回の県政報告でもご紹介させて頂いた通り、私を含め、嘉麻市、そして福岡県でも大きな事業の一つとなります。完成まで大きな事故がなく、無事に開通することが出来るよう、玉串奉奠と鍬入之儀をしっかりと行ってきました。
2年前に開通した「国道322号八丁峠道路(八丁トンネル)」のようにたくさんの方に利用して頂ける道路の完成を目指し、私も嘉麻市選出の県議会議員として、また県土整備委員長としてしっかり努めて参ります。