遠賀川、鮭の放流事業

「遠賀川源流サケの会」(青木宣人会長)http://onga-sakenokai.jimdo.com/が、新潟県から受精卵約4万個を取り寄せ、遠賀川源流の水を入れた水槽で人工ふ化を今年も成功させました。

 その、ふ化させたサケの稚魚が約5センチに成長したという事で、私の事務所近くにあります大隈橋付近で3月11日(土)、サケの会の皆様の御配慮で、御挨拶の機会を頂きました。

心地好い気候の中での放流でした。
いつも、目を見開いて話しているようなので、気を付けます。

挨拶終了後には、地元の小学生達と稚魚を放流して参りました。親子で、多く御参加されており、終始とても穏やかな雰囲気で、時間が過ぎていきました。

 お話を聞くと、稚魚は、米国アラスカ州沖などで約4年間過ごした後、遠賀川に戻ってくるとの事でした。

嘉麻市から、アラスカまで行って、また戻って来る。滝も、下から上へ登るらしく、これを聞いた時に、耳を疑いましたが、本当に過去戻って来ているとの事でした。

 鮭は、放流された場所を、世界一素晴らしい場所と記憶するとの事で、その素晴らしい場所で産卵して一生を終えるとの事でした。

ちなみに、鮭は神の使いとも言われており、嘉麻市のある地域では、鮭を食べない方もいらっしゃいます。

 鮭が、戻って来るまで4年、これは私たち県議の任期と同じであります。

 鮭に負けぬよう、4年間しっかり地元の未来の為に、働かせて頂いて、逞しくなって4年後を迎えたいと思いました。

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