防衛関係団体講話

 昨日15日は、議事調整日でしたので午前は、事務所で来年1月22日に開催させて頂く県政報告会の打ち合わせをして、その後、登庁して産炭議連視察の打ち合わせを議会事務局とさせて頂き、夕方からは『福岡県防衛議員連盟』主催による『防衛関係団体講話』に参加させて頂き、『航空自衛隊の概要』について、航空自衛隊西部航空方面隊司令官『南雲憲一郎空将』より、御講話頂きました。

 今、毎日のように報道されている、防衛費の増加については、国会で議論されていますが、南雲司令官より、この国防費増加の必要性についてお話がありました。

その理由の1つは、日本は、隣接している中国・北朝鮮・ロシアから見ると日本の防空識別圏が大きな壁になっているという事。

次に、中国やロシアの飛行ルートが近年変わってきており、特に中国航空軍の飛行ルートは以前と比べものにならない程、南下してきており日本に近くなって来ているという事。

現在では、航空圏のみならず宇宙を巻き込んだ状態となっているというお話もお聞きしました。

※高度100kmから上を宇宙と定義しています。なお、米国空軍は80kmから上を宇宙と定義しています。

 今、私たち国民意識では、防衛費の増加のみが先行していますが、中国、ロシア、北朝鮮が軍備力を強化しているという事にも注意を払わなければなりません。

 これら諸外国との、パワーバランスを保たなければならない事を考えると、牽制の意からも、日本の防衛費増加については理解出来ます。

 政府や国会が、国民に対して丁寧に説明していくのは、もちろんの事ですが、マスコミや、若者が多く目にしているYouTube活動をしている方達等にも、活発化して来ている中国軍の動きを、もっと私たち国民に伝えて欲しいと切に思いました。

2022年も、残すところ2週間、議会閉会まで5日間、悔いを残す事なく日々を過ごします。

県議団松本会長が、防衛議連会長もお務めになられてます。
購入させて頂きました。
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