昨年の12月議会にて、私の質問で「将来の地域の防災を担う人材の育成について」福岡県教育長に対して、質問を致しました。
内容は、私の地元嘉麻市には消防学校があります。この消防学校は、高層マンションなどでの火災を想定した訓練施設や水深五メートルの水難救助訓練用プールのほか、実践を意識した訓練施設が充実し、災害時は防災拠点の一つとして大量の支援物資の受入れや配送を行うほか、ヘリポートとしても活用するなど、全国に誇ることができる消防学校です。
このようにすばらしい県有施設の消防学校において、子供たちが消防車などに直接触れる、施設を体験する、消防職団員の訓練を見学することは、防災意識を高めるだけではなく、将来の消防団や自主防災組織など地域の防災を担う人材の育成にもつながると考えています。消防学校と小中学校とが連携した防災教育を実施することにより、防災体験をし、災害を身近に感じ、災害に対しての理解を深めることはとても重要なことであると質問致しました。
この質問から、約5カ月で福岡県教育庁から政令指定都市を除く、各市町村の教育委員会学校安全担当課へ「防災教育の充実に向けた福岡県消防学校の見学について」の案内が出されます。
私の質問によって幼い頃からの防災意識の一つを後押しできたことを嬉しく思います。
写真は「福岡県消防学校見学」のプランです。