本日14時、知事より「福岡県のコロナウイルス感染症対策に係る緊急支援策」を提案されました。
1 事業継続の支援(533億円)
①福岡県中小企業緊急支援金の創設(154億円)
・国の「特続化給付金」の対象とならない県内中小企業等に最大50万円の給付
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②中小企業向け制度融資の充実(367億円)
・実質無利子無担保の緊急特別融資を創設(融資枠2828億円)
・中小企業に対する保証料を全額補填
・専門家による電話相談窓口の拡充
③中小企業向け支援(1.7億円)
・中小企業診断士等の専門家派遣を無償化
・飲食店が行うデリバリーやテイクアウトの導入など経営革新に必要な経費の補助
・テレワークの導入補助
④宿泊事業者が行う感染防止対策の施設整備に対する支援(3.6億円)
⑤通販サイトを活用した県産品販売キャンペーンの実施(5.6億円)
⑥企業、公共施設での花きの利用に対する支援(0.2億円)
2 医療提供体制強化(18億円)
①宿泊療養施設の借り上げ(13.2億円)
・無症状、軽症の患者を受け入れる宿泊療養施設を確保(5ヶ所1200室)
②患者受け入れ医療機関に対する支援(3.9億円)
・新型コロナウイルス感染症患者の入院を受け入れた医療機関に対して受け入れ患者1名につき30万円を給付)
③専用外来の設置等に対する支援(0.8億円)
・県医師会による専用外来の設置、運営を支援し、円滑な診療体制を確保
④医療機関にマスク、防護服等を県で購入して配布(0.8億円)
※1国の「持続化給付金」は、売り上げが50%以上減った事業者に対し、中小企業は最大200万円、フリーランスを含む個人事業主は最大100万円を給付。県は前年同月比50%未満~30%以上とする事で支援を受ける事業者の範囲を広げたい意向。国と県の支援により県内の事業者の7割をカバーする。