大雨 台風 

大雨、台風と気を抜けない上に、35度を越える日が珍しくない、令和元年の夏。

皆様いかが、お過ごしでしょうか?

私は大雨と台風による、被害把握の為、被害現場、県土事務所、農林事務所等に足を運ばせて頂く日々です。

嘉麻市は、自然に恵まれている分、大雨や台風などの際には、被害出やすいといった地域でもあります。

その為に、地元消防団の皆様や、警察の皆様、消防士の皆様、行政に携わる皆様、そして住民の皆様、森林組合などの皆様が災害に対して意識高く生活されています。

総務企画地域振興委員会で、嘉麻市にある酒蔵[寒北斗酒造]と、ボルダリング施設[K WALL]と田川郡添田町にある醤油屋さんを改装した「ヒシミツ」というレストランを視察させて頂きました。

・寒北斗酒造株式会社 1729年創業

私が生まれた時から、毎日通っていると言っても過言ではない寒北斗酒造

遠賀川の上流の水を利用し地酒を作る、嘉麻市の酒蔵、寒北斗酒造の杉田代表より、縁が縁を呼んで形になっていた海外での日本酒の振興について、お話をお聞きしました。

日本人(田川御出身)の方と結婚したニュージーランド在住のデービットさんが、ある日突然、寒北斗酒造を訪れたのが、きっかけで杉田代表と関係が深まり、ニュージーランドで日本酒を作りたいという話になった時に当初、杉田代表はやめた方が良いと伝えたが、デービットさんの日本酒熱は冷める事なく、日本酒作りを始められました。

杉田代表曰く、作り出した当初は、美味しくない日本酒だったとの事ですが、お米の選定や水にこだわって最終的には、納得のいく日本酒が出来、今では商品化されニュージーランドだけではなく、日本でも販売されているとの事でした。

今、日本は2019年ラグビーワールドカップ日本開催を控えていますが、ラグビー好きのデービットさんはこれを機に、ニュージーランド・ラグビー代表の「オールブラックス」を直訳をした「全黒」という商品名で日本酒を作りたいという思いを実現され、これも商品化されています。

想いと行動力が伴い、そして実現する。

活力を頂く、お話をお聞きする事が出来ました。

デービットさんだけでなく、日本の文化を日本酒を通して学びたい!と、突然メールを寒北斗に送ってきた、スペイン出身の女性、ロセルさんも受け入れ、力仕事でもある杜氏の仕事もして頂き日本酒の深さを知る一人として今では、スペインと日本の日本酒の架け橋になって頂いているとの事で、毎年マリンメッセ福岡で開催される福岡最大の酒イベント「&SAKE FUKUOKA」の際にはスタッフとして来日されているとの事でした。

・嘉麻市足白地区観光拠点施設整備

嘉麻市は、福岡県内60市町村の中でも、少子高齢化が著しく早く進んでいる市です。

市で言えば、福岡県内ワースト一位。

そんな中、嘉麻市が取り組んでいるのが観光拠点整備。

廃校となった足白小学校跡地に、西日本最大級のボルダリング施設を開設。

年間10000人を越える利用者との事でした。

が、今後の益々の伸びに期待しています。私なりに貢献出来るように、シッカリとアンテナを張って行動に移します。

そして併設して建てられたのが、レストラン・宿泊施設を持ち観光拠点を目指す農泊施設 カホアルペ。

嘉麻市では、陸上競技の大会や、登山イベントなどによる振興が行われているのですが、宿泊施設がない為に皆様、嘉麻市外に宿泊されているという現実があります。

そんな中、嘉穂アルペは客室17室、レストラン60席を完備した宿泊施設です。

これによって、今まで嘉麻市外で宿泊されていた皆様が、朝から晩まで嘉麻市の魅力に触れて頂く事が可能になります。

全国の地方自治体が課題解決の為に取り組む今日。

カホアルペ、そしてK WALLが今後、どれだけ嘉麻市への交流人口の増加に寄与していくのかが楽しみです。

それには、足白地区、宮小路地区が一体となって、この施設を盛り上げていって頂けるように嘉麻市選出の県議会議員として取り組まなければならないと思っています。

市民の皆様、行政機関の皆様の声に、シッカリと耳を傾かせて頂きながら。。

翌日は、添田町の醤油屋さんを改装した「ヒシミツ」というレストランにお伺いさせて頂き、特産品のブランド化における地域おこしと観光戦略について、お話を聞かせて頂きました。

他には、地域の大切な観光資源にもなっている英彦山を、クラウドファンディングで、しっかりとした結果を出し盛り上げていっている事にも、大変関心を持ちました。

今回の視察で学んだ事を、今後の嘉麻市と私自身の県政への取り組みにしっかりと活かして参ります。

飯塚駐屯地夏祭りに参加させて頂きました。

昨年は5000名近い方が参加されたとの事で、今年もすごい賑わいでした。

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