本日は、嘉麻市山田蓄魂祭に出席させて頂きました。
この取り組みは私達、人間の為に犠牲になって死んでいった動物たちの御霊を慰め、人に祟ることなく安らかに過ごせるように祈念するもので、人の食料となったり、薬品開発等の実験用となったり、その他人々の生活向上のために犠牲になってくれた動物を慰霊させて頂く際に斎行される行事です。
本日は「今は、以前に比べ命の尊さに触れる機会が少ない」という話を聞きました。スーパーに行けば、パック詰めされた、お肉の塊、カット野菜が山積みされています。
ここ嘉麻市は、農業、畜産業に従事されている方が多い事もあって、幼い頃から生活の中で、野菜、果物、牛などを目にし、触れる機会が多かったです。
私も実際に、小学校の時には、米を苗から作る授業を受けました。
お子様の中には、カット野菜が、取れた時の、そのままの形と思われている方、お肉の塊も尊い命だと言う事が身近に感じられていないという方がいらっしゃるかもしれないという、お話をお聞きしました。
私も命を育む為に、尊い命を頂いているという事を忘れずに生きていかなければいけない、という事を再認識させて頂ける貴重な時間を、嘉麻市山田畜産会の皆様に本日は、過ごさせて頂きました。
終了後の供養祭では、現場のお声を頂きながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。心より感謝申し上げます。